ハーティー 姫路出張記 その弐
09 01, 2013Posted in未分類
そしてハーティーです。
ハーティー 姫路出張記 その弐
革を製造する業者さんの工場見学~ の巻 です。
え~、ハーティーでは現在 ヌメ革 という革を主に使用しております。
革って 動物から皮を剥いでそのままでは使用はできず、なめしっていう加工をしないといけません。
そのなめしにも色々あって天然の物を使用したなめし、化学薬品を使用したなめし、等々あります。
んで ヌメ革 っていうのは 植物タンニン鞣し(なめし) というやつ。 天然のやつっすね。
タンニンってそういやぁ緑茶とか柿渋なんかにもちょろっと入ってますかしらねぇ。
植物タンニン鞣しにも
ドラムを使って短期間で鞣すのと ピット槽 ってのを使って鞣すのがあり~~
今回見学させてもらったのはその ピット槽 を使用して鞣す所。
このピット槽ってのが もう日本にほんの数件しかないらしく・・・・
そんな貴重な、そして歴史のあるなめし。その工程を
社長さんの御厚意で見学をさせて頂きました。
※これから書く事はワタクシが見学してきた事なのですが、
うるおぼえだったり、もしかしたらソレ違うでよ!!
って事もあるかもしれませんのであしからず。
まずは 動物から剥いだ皮を塩と防腐剤で処理された物を見せて頂きました。
・・・きつい臭いがします。
が、コレがきちんと処理されてないとすぐ腐ってしまうでしょうね。
冷蔵庫にたくさん積んであって、これから鞣す分だけココにあるってことでしたが、結構な量。
そしてソレを大きなタイコ (木製で大きく、ぐーるん、ぐーるん回る物) の中に皮を入れ、
薬品などで毛を抜いたり 色々と処理をするみたい・・・・・
その後も下処理的な色々があったはず・・・・と思う・・・・・手作業もされてました。
そしてプールみたいな所に皮を漬ける。
まずワタクシが驚いたのは、そのプールの数。
せいぜい何槽かあるものかと思いきや、
十数槽(もっと多かったかも) が!!
その槽の中のペーハー値や温度に気を使いながら、
・・・数十日・・・
かけて順番に何槽も漬けていく。
タンニンに皮を漬けるとだんだん浸透し 革 になっていく。
またまた驚き!!
このたくさんあるプールの中の液体・・・
これらは頻繁に入れ替えるそう・・・・・
少々入れ替えない所もあるらしいが、やはり上質な革を製造する為だとのこと。
液体をあまり入れ替えない所の革は臭いもするらしい。
あれだけの量の液体を替えるって・・・・液体代・・・ばかになりませんでしょうな。
その後、余分なタンニンを洗いながしたり、乾燥させたり・・・・・
たくさんの革が工場内に干されてました。
手作業でその他も色々されてました。
最後に完成された革を専用の倉庫に入れておくみたいなのですが、
ここでも熟成 (みないなことかな?) するみたいで革が進化するそう。
ココで2カ月間寝かしとってくれっていう業者さんもいるそう。
そしてホントにヌメ革完成。
繊維の詰まった良質な革のできあがり!
ワタクシめの感想
・・・・・・・そりゃ、上質なヌメ革・・・・
・・・値段も高いのも当然だわな・・・・・・
これだけ手間と費用をかけてるんだもの。
そして話を聞いてみても 革 に対してのこだわりがスゴイなと思いました。
今回見学して 革 への考え方も少し変ったかも。
元々は生き物の皮。
そしてそれを大変な手間と時間をかけて創られ革に。
この革をよりよい製品にできるよう、手間をかけ丁寧に、
経験を重ね、より技術を磨いていきたいものです!
とてもいい勉強になりました!!
※この記事はワタクシが見たり聞いたりしたのを書いたのですが、
ホントうる覚えだったり、 こりゃぁ違うわいやー!
ってとこがあるかもしれません故、ご了承下さいませ。
なんか違うとこあったら、コッソリ教えて下さいな。
そしてコッソリ書き換えるか、あまりにもひどかったら記事削除しますので~
最後までお読み頂き 誠に有難う御座いました!!!
Hearty
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